世界で共通する従業員エンゲージメントの方法

Lifesize 最高人材活用責任者、ゲイル・ワイリー
2018 年 2 月 27 日(火)

皆さん、おはようございます。Lifesize ライブへようこそ。このライブは Lifesize のプラットフォームで制作されています。

私はホストのジェームズ・オフクザザクです。そして本日のゲストは Lifesize の最高人材活用責任者、ゲイル・ワイリーさんです。世界で共通する従業員エンゲージメントの方法についてお話ししていただきます。ゲイルさん、ご参加いただきありがとうございます。

ありがとう、ジェームズ。ここで話すことができて光栄です。私の専門分野についてお話しする機会をいただきありがとうございます。

そうですね。私たちも、あなたのお話しを聞くことができて嬉しいです。では、はじめましょう。まず言葉の定義から。従業員エンゲージメントとは、いったいどのようなことを指しているのでしょうか?

私が思うに従業員エンゲージメントとは、仕事、組織、目標に対する心理的なコミットメントのことではないでしょうか。心理的にコミットすると、その仕事は個人的により深い意味を持つようになり、ただの仕事以上の存在になります。より深い意味とは、同僚とのかかわり合いや、自分の強みを活かせる役割から生じるものです。人は完全にエンゲージされたとき、驚くほどの自発的な努力がみられるようになります。責任以上のことをして、仕事を成し遂げようとするのです。7 時に出社して、1 日働き、帰り支度をしている最中に同僚から所用で呼ばれます。そして、頼まれなくても、2 時間の残業をする。これが、私の考えるエンゲージメントです。

本当に、そのとおりですね。では、エンゲージメントが企業にとって重要なのはなぜですか?

そうですね、人はエンゲージされることによって意欲的になり、また素晴らしい仕事ができるようになるからです。従業員エンゲージメントが高まると、収益、採算性、品質、顧客維持のメトリクスもすべて高くなります。Gallup と McKenzie は、多くの研究を行いエンゲージメントに関するテーマに取り組んできました。Gallup は何千という企業を調査し、その結果をボートをこぐ人と比較した例を用いて説明しています。それによると、会社で一定の時間を与えられた場合、人は 3 つのグループに分かれます。30 %は「漕ぎ手」と呼ばれるグループに入ります。彼らはオールを持って漕いでいて、北極星の位置を把握しており、物事を成し遂げるための自分の役割も理解していて、全員が同じ方向に進んでいます。52%は「乗客」です。彼らもオールを持って漕いでいます。北極星の位置はある程度は把握していますが、自分の役割をよく分かっていません。だから、彼らは忙しくはあるものの、ただの乗客です。そして残りの 18%ですが、彼らもオールを持って漕いでいますが、進んでほしい方向と逆に向かっています。最終目標としては、全員が「漕ぎ手」になることが理想的ですね。従業員と顧客の満足は、顧客維持につながります。さらに、優れた人材を惹きつけることにもつながります。

本当に、そのとおりです。かなり衝撃的なデータですね。世界的に見て、これをうまくやっている企業はどこだと思いますか?

Google でしょう。そして、Zappos ですね。トニー・シェイ氏による『Delivering Happiness(邦題:ザッポス伝説)』という本が有名です。Zappos は、力強い文化を構築しその価値を整備することに多くの時間を費やしました。それが、企業文化のフレームワークでありアンカーとなっています。この会社では人材を募集する際、企業文化に合っているというだけでなく、協力してうまく仕事ができ、スキルがあって、共にプレイすることができる人材を採用しています。そうすることにより、会社に団結心のようなものが生まれます。これは魔法のような環境です。

では、このライブを自宅やオフィスで視聴している方々が、自分の会社でできることとしては何があるでしょうか?

企業の視点から考えると、やらなければならないことがいくつかあります。まず第 1 に、前向きで力強い文化を作り、価値を持たせることです。そうすることで、組織の個性を生み出すことができます。まずそこからです。そして第 2 に、強いリーダーシップと、強力な経営陣をもつこと。だれかをエンゲージするには、頭だけでなく、心を勝ち取ることから始めます。リーダーの視点からすると、これは 2 つのこと意味しています。信頼と思いやりです。従業員はあなたを信頼する必要があります。あなたが言ったことをやり遂げるためです。従業員が成功するために必要なものがすべて揃っていることが大事であり、また組織全体で適切な人と交流できていることも大切です。思いやりは非常に重要です。社内の人に対して思いやりを持ち、彼らのことを深く知ることで、彼らにとって大切なことはなにかを知ることができます。思いやりやエンゲージメントとは、とても個人的なことだと考えます。私にエンゲージするかもしれないものが、あなたにもエンゲージするとはかぎりません。あなたにとってクールな技術が重要かもしれませんが、私にとっては自主性やフレックスタイムが重要かもしれません。しかし大事なのは、あなたが質問し、答えを見つけてそれを提供しようとすることなのです。「ありがとう」という言葉も重要です。ありがとうと言う時、それは認識していることを意味します。良いことがあった後に、廊下でハイタッチをしますよね。バーチャルなハイタッチでもいいです。手書きの手紙でも。以前のことですが、年度の最後に上司から手紙をもらったんです。彼は、私が成し遂げた仕事が価値あるものだと、そこに書いてくれました。私は今でもその手紙を持っています。

それは手放せませんね。

最後に、コミュニケーションです。ほとんどの企業が、私たちと同じような環境にあると思います。非常に流動的でたくさんのことが急速に起こり、状況は絶えず変化しますから、つながりを持つことがとても重要になります。タウンホールとの連絡や 1 対 1 のチャットには正式なメカニズムが存在しますが、実際に同期した状態で、リアルタイムな情報を誰もが把握していることが重要です。これらすべてのことが環境を補い、エンゲージメントを促進し支援します。

Lifesize のプラットフォームは実際に世界中の従業員を広く支援しています。ワンクリックですよ。実に簡単です。

そのとおりですね。ライブで見られない方には、録画して後で見せてあげてください。

ええ。あなたは、このトピックについてとても熱心ですよね。ぜひ、個人的なレベルでお話を聞かせてください。Lifesize でのあなたとあなたの役割にとってはどうですか?

そうですね、私は人事の専門家ですからこのトピックには強い関心をもっています。しかし私の個人的な使命は、すべての従業員に対して、彼らが Lifesize で仕事をすることで得られる経験を最も有意義なものにすることです。彼らがここでの仕事を振り返ったとき、「自分のキャリアの中で最も重要だった。本当に素晴らしい経験をした」と、感じてほしいです。従業員が各自の力を生かせるような役割を与えられ、挑戦することができているか、最高の仕事ができる環境や力強い文化が整っているか、学び成長する機会があるか。こうしたことのために、自分に何ができるのかということに、私は日々注力しています。日々、これらに注力していることが、私自身のエンゲージメントを高めています。

なるほど。よく分かりました。私たちは、あなたが Lifesize で取り組んできたことすべてに感謝しています。今朝はお話を聞かせてくれて、本当にありがとうございました。そして、自宅にいらっしゃる皆さん。火曜日は i2i Technologies のケン・コーン氏にお話を伺いますので、ぜひご視聴ください。遠隔学習スペースについてお話しいただく予定です。ありがとうございました。素晴らしい 1 日をお過ごしください。

みなさん、さようなら。